【1/5】Zoomな1日

午前中はメールや書類作成のあと,JSETの研究会委員会の業務でZoom。午後に中川さんと齋藤さんと共同研究についてZoomで議論。その後,そのことについて堀田先生からZoomでご指導をいただいた。終了後は暗くなっていてしかも積雪。帰り道つるつる。のろのろ運転で帰宅。夜は授業の動画を見たりコメントしたり。

2020年振り返り

2020年,宮城教育大学に着任した。前年度に1年間お世話になった大阪教育大学では,研究者としての第一歩を踏み出すことを関係者の皆様に支えていただいた。いま順調に過ごせているのはそのおかげが大きく,感謝している。

【本務】
本務について,仙台に引っ越して始まった1年目は,コロナ禍の波乱の幕開けだった。全学の必修科目でありBYODを支える「情報機器の操作」の担当であったため,新入生のPC初期設定対応もメール・電話ベースで頑張った。この対応には鵜川先生に支えていただいた。結果,これにより学内の多くの授業を支えることができたと感じている。
このほかの自分の授業では,情報ものづくり/技術科教育実践研究B,情報ものづくり技術科教育実践指導法Aのオンラインでの対応は工夫した。木材加工入門における実習の対応には,安孫子先生や阿部さんに助けていただきながら,これまでの自分の研究が予期せぬ形だったが役立った。木材加工実験実習は,後半,対面での実施であった。この実現にあたっては多くの苦労があったが,安藤先生はじめ学内の先生方のご支援により無事に終えることができた。技術科教育法IIは安藤先生にリードしていただたいた。
後期は教職実践演習と技術科教育法Iを安藤先生と取り組んでいる。生活科教材研究法は,非常勤講師の荒明先生の助けていただきながらゴールに近づきつつある。
学内の業務の面では,主に情報活用能力育成機構の各業務にオブザーバとしてかかわらせていただいた。自分の立場ではどうかかわれば良いものかわからず,関係の皆様に迷惑をかけている部分が多いことは自覚しており,申し訳ない気持ちも強い。教員と事務局という立場や組織としての筋もまだ慣れないが,皆さんが温かいので一歩ずつ。
また,7月からゼミ生が4人の配属された。学部の3年生。ある4年生いわく,その4人はそれぞれ,良い人と良い人と,チャラそうだけど良い人と,変だけど良い人とのこと。ゼミ生4人は,もちろんもっと期待したい部分もあるが,総じて,充実したゼミ活動を行えていると感じる。周囲の研究室のように,先輩や文化もない中で一生懸命取り組んでいる。万事が順調というわけでもないが,これからを楽しみに前向きに取り組んでいける素敵な仲間ができた。

【研究】
研究の面では,「件数(内共著)」でいうと,査読付き論文1(1)件,査読付き国際学会発表4(3)件,研究会発表4(3)件,学会発表10(5)件,著書1件であった。査読論文については,投稿中のものがあるにしても自分が筆頭のものが出せなかったことは反省点である。査読付き国際学会発表については,EdMedia@Amsterdamで採録され発表するつもりが,コロナ禍の影響でオンライン発表に(涙)。寺嶋先生@大教大,谷田先生@広島大,中川さん@東北大院には共同研究で国際学会発表をさせていただいたことに感謝している。研究会発表は昨年に比べると少なかった。手堅い発表に甘んじてしまい,攻められなかったように感じる。一方で総数としては過去最高であり,この点は関係者への恩返しと自信に変えて2021年につなげたい。また,ゼミ生との共同での発表を楽しみにしたい。
共同研究等では,広島教販,日本ユニシス,東北大堀田研/Googleと取り組ませていただいた。不十分な部分もあり反省も多いが,このことに感謝し,今年の研究に生かしていきたい。
科研費については,初めての代表「運動技能の練習をスマートデバイス人工知能を用いて個別最適化する手法の開発」に採択された。コロナ禍で戸惑うところも多いが,まずは全力で進めている。堀田先生@東北大が代表の「高度情報技術基盤社会に向けた初等中等教育の次世代情報教育の体系化に関する研究」にも引き続き研究分担者としてかかわらせていただいている。
また,佐藤先生@信州大,三井先生@常葉大,泰山先生@鳴門教育大と,今年度からオンラインの研究会を定期開催し始めた。毎回楽しく議論しながら,かつ学生の頃のゼミのような感覚を与えてもらえる。始めてから9か月,成果が上がり始めたと思う。この場と縁を大切にしたい。

【社会貢献】
社会貢献の面では,文部科学省のICT活用教育アドバイザーや,仙台市教育センターの教育の情報化研究委員会ICT活用部会研究アドバイザーを拝命した。自分には力不足な役であるが,まずは一つ一つ一生懸命というところ。また個別には,富谷市立成田中学校,三重県教育委員会天童市立寺津小学校,戸沢村立戸沢小・中学校の公開研等の指導・助言を拝命した。各所で温かく迎えていただいた。受け入れてもらればまた長くご一緒させていただきたい。そういってもらえるように尽力するのみ。

2020年,見守っていただいた皆様,かわっていただいたすべての皆様に感謝したい。2021年は。焦らずに急いで,これまで以上に加速したい。
ブログはしっかり書き始めます。

【8/7】宮教大な1日

午前中に梱包と発送の残り。バタバタして散らかり気味だった研究室を少し整理。遠隔で実習をやるための準備。結構時間を取られた。千田さんが研究室に顔を出してくれた。夕方にJSETの研究会委員会でWebMTG。大学の教員DBをようやく入力し終えた。